2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

偏愛について

Kは自分の作品に足りない刺々しさ、毒の、アリバイ工作のため、Tの奇妙なふるまいが必要となる。 一方、TはKのその優等生的な作業に対する無知な尊敬と傲慢な意識から、Kを自分に欠かせないパートナーと看做している。 二人の作業は密室のなかで執り行われる…

すげー

すげー。 ロバート・フリップ御大、エイドリアン・ブリュー、トレイ・ガン、の三人で98年頃にゆるーいノリで作られたアルバム。クリムゾンの実験ユニットProjekct名義で出された4枚のうちの1枚(ボリュームたっぷり2枚組) めっちゃいいぞい!ブリュー氏がド…

“早く読んでおけば良かった”

で、いらっしゃった方は、『有限責任会社』を買わない方がいいと思いますよ(笑) ここらへんを読了。憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)作者: 長谷部恭男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/04/07メディア: 新書購入: 5人 クリック: 78回この商品を含…

きてますきてます。

↓原著1996年、和訳2001年、に出版されたやつだけど、聖書ですね、これ。 素晴らしすぎる。勉強になる。だが読む時間を捻出できねええええええええよ。 1000ページ超え。鈍器。コンピュータ音楽―歴史・テクノロジー・アート作者: Curtis Roads,青柳龍也,後藤…

幽霊と永遠的対象、規律、15/16

離接 ? 31/32 ?________ 『 『¬(¬15/16∨¬16/16)________“小節線、において、の_間の、余白、逃げる”

Wayne Krantz

いいなー。Steely Danのツアーメンバーで、Donald Fagenの最新作『Morph the Cat』でも弾いてる人。 ストラトのハーフ・トーンが良すぎ。テープコンプかかってるっぽい。 そしてお顔がArto Lindsayに似てる。 これはニューヨークのThe Stoneでの最近のライブ…

ある布地があったとしよう。

それは何色でも構わない。そこから糸を紡ぎ、身動きが取れなくなったところで、他の人が何をしているのか見てみよう。おそらく糸ぐらいしか見えないのだ。彼は布地に向かって何かを織り込んでいる。もしかしたら畝ができているかもしれない。連結があったと…

SuperCollider

どうかなーと思ってたけど、プログラム組んでる人が自前のPCで少し説明してくれたんだけど、おもしろかった。テキストベースだったらChucK落としてとりあえず使ってみたらというアドバイス。いや、SuperColliderちょっとやってみたいな。ってか相当ハードコ…

もう少し早く読んでおけば良かった。

マジおもしろい、これ。有限責任会社 (叢書・ウニベルシタス)作者: ジャックデリダ,Jacques Derrida,高橋哲哉,宮崎裕助,増田一夫出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2003/01/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (26件) を…

まずここから

・ニーチェをめぐる討論会にて デリダ:一言だけ簡単に。正義の価値を、それにもかかわらずあなたはパロディのふたつのケースの中に維持したわけですが、それも実物(モデル)に属しているものではないのですか? ドゥルーズ:どうでしょうか。それは同じ価…

雨ちゃんがごいすーですね。

天災でしか得られないものってあると思うんです。チャンスなんですたぶん。 祈ってます。サイレンが鳴ってます。Power to Believeアーティスト: King Crimson出版社/メーカー: Sanctuary Records発売日: 2003/03/04メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) …

10月はえーよ。

Karaoke kalkから約10年前に出されたアルバム。Wunder。この人の他のアルバムはあんまピンとこなかったけど、これはやばいね。 名盤。Ekkehald Ehlersの電子音響とサンプリングについての問題構成と似てる感じがする。 Wunderアーティスト: Wunder出版社/メ…

BUZZY

必然性が感じられないのなら、もう一度つくり直さなければいけない。まだ何か可能性が存在するのなら、それを消尽しつくすまで取り組まなければいけない。そんなことは無理だ、なぜなら私たちは反省することが仕事のようなものだからだ。記録も強迫的なまで…